お気に入りの器が割れた。
捨てるのは忍びない。金継ぎで直してみよう。
漆を塗って、乾かして、金粉を蒔く。工程が多い。
「前回、何日乾燥させたっけ...」
覚えていない。
金継ぎは時間がかかる
金継ぎは、一日で終わらない。
漆を塗っては乾かし、また塗る。何週間もかかる。
途中で何をしたか、忘れてしまう。
修復記録をつけ始めた
器ごとに作業記録を残すことにした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 器の名前 | 何を直しているか |
| 作業日 | いつ作業したか |
| 工程 | 接着・錆漆・金蒔きなど |
| 乾燥日数 | 何日置いたか |
| 気づいたこと | 漆の硬さ、気温など |
記録の効果
乾燥時間の把握
「夏は3日、冬は5日乾燥させるといい感じ」
季節ごとの最適な乾燥時間が、記録から見えてくる。
漆の使用量
「この器には、このくらいの量が必要だった」
次に似たサイズの器を直すとき、参考になる。
失敗からの学び
「漆が厚すぎて、縮んでしまった」
失敗の記録は、次の修復に活きる。同じ失敗を繰り返さない。
完成までの道のり
金継ぎは完成まで長い。
記録を見返すと、「ここまで進んだ」と進捗がわかる。モチベーションが続く。
直した器の記録
完成した器を記録しておく。
いつ割れて、いつ直したか。その器との歴史が残る。
器への愛着
記録を見返すと、どれだけ手をかけたかがわかる。
修復した器は、前よりもっと愛おしくなる。
金継ぎを記録するようになって、器との向き合い方が変わった。
割れた器が、新しい物語を持つ。
記録は、その物語を残してくれる。
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