「目標を立てなさい」
子どもの頃からそう言われてきた。
新年には目標を立てる。仕事では目標を設定する。目標がないと、何も達成できないと思っていた。
でも、本当にそうだろうか?
目標があると挫折する
「毎日30分運動する」と目標を立てる。
最初の1週間はできる。でも、仕事が忙しくなると、できない日が出てくる。
「目標を達成できなかった」という事実が、自己嫌悪を生む。
そして、やめてしまう。
目標があるからこそ、「できなかった」が明確になる。
実は、目標がないほうが続く
「毎日30分」と決めるのではなく、「運動する習慣を持つ」と考える。
今日は5分しかできなくても、それでいい。やったという事実があるから。
明日は1時間できるかもしれない。できなくてもいい。
「目標」ではなく「方向」を持つ。
ゴールを決めるのではなく、進む方向だけ決める。
なぜこれがうまくいくのか
目標は「達成/未達成」の二択になりやすい。
でも現実は、その日の体調、仕事の忙しさ、気分で変わる。毎日同じパフォーマンスなんて出せない。
方向だけなら、調子が悪い日も「少しでも進んだ」と思える。
0か100かではなく、1でも2でも進めばOK。
具体的にどうするか
1. 「毎日」を「週に○回」にする
「毎日やる」は厳しい。「週に3回やれたらOK」にする。
5日できたらボーナス。3日でも合格。
2. 最低ラインを極端に下げる
「30分運動する」ではなく「運動着に着替える」をゴールにする。
着替えたら、たぶん少しは動く。でも動かなくてもいい。着替えた時点で達成。
3. 記録だけする
「○○しなきゃ」ではなく、「今日は何をしたか」を記録するだけ。
判断しない、評価しない。ただ記録する。
すると、自然とパターンが見えてきて、無理なく続けられるリズムが見つかる。
目標を持つことが悪いわけじゃない。
でも、目標に縛られて動けなくなるくらいなら、持たないほうがいい。
方向だけ決めて、ゆるく進む。それでいいんです。