「毎日記録しないと意味がない」
そう思い込んで、結局やめてしまった経験はないだろうか。
実は、週1回でも記録の効果はある。むしろ、毎日にこだわって挫折するより、週1回を長く続けるほうがずっと価値がある。
記憶は1週間で7割消える
エビングハウスの忘却曲線によると、人は学んだことの約70%を1週間で忘れる。日常の出来事も同じで、「先週の火曜日に何を食べたか」と聞かれても、すぐには思い出せない。
でも、週に1度でも振り返りの時間を取ると、この忘却に抵抗できる。
「今週どうだったかな」と考えるだけで、消えかけた記憶が引き戻される。
週1回の振り返りで見えるもの
毎日の記録は「点」の集まり。週1回の記録は「線」として見える。
- 今週は全体的に疲れていた
- 後半から調子が上がってきた
- 週末に向けてだんだん元気になった
こういう「流れ」は、週単位で見たほうがわかりやすい。木を見て森を見ず、の逆。
「毎日」が続く人は少数派
習慣化の研究では、新しい習慣が定着するまで平均66日かかるとされている(ロンドン大学、2009年)。ただし、これは「毎日やった場合」の話。
現実には、毎日完璧に続けられる人のほうが少ない。仕事が忙しい日もあれば、体調が悪い日もある。
だったら、最初から「週1回」をゴールにしたほうが現実的。
週1回なら、月に4回。年間で約50回。これを続けられたら、立派な習慣になる。
週1回を続けるコツ
曜日を決める。日曜の夜でも、金曜の仕事終わりでもいい。
その曜日が来たら、今週を思い出す。調子はどうだったか。何か印象に残ったことはあるか。
5分もあれば終わる。
もし決めた曜日にできなかったら、別の日にずらせばいい。「今週のどこかで1回やる」くらいの緩さで。
毎日じゃなくても、週1回でも、続けたほうが何も残らないよりずっといい。
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