「疲れが取れない」が常態化していた
去年の秋ごろ、朝起きるたびに「あー、もう朝か」と思っていた。
7時間は寝ている。寝てはいるんだけど、起きても疲れが残っている感じ。「まあ、こんなもんか」と半ば諦めていたし、そもそも何が原因なのかも全然わからなかった。
友人に話したら「睡眠の質が低いんじゃない?記録してみれば」と言われて、正直あまり乗り気じゃなかった。数値を見て何がわかるんだろうって。
最初の一週間は「ふーん」で終わった
毎朝、起きたら昨夜の睡眠の質を3段階で記録するだけ。良かった・普通・悪かった。それだけ。
最初の1週間は「普通、普通、悪い、普通、良い…」みたいなデータが並ぶだけで、何も見えてこなかった。「やっぱりこんなもんか」と思い始めていた。
でも友人に「2週間は続けて」と言われたので、なんとなく続けた。
3週間目に気づいたこと
データが溜まってきた頃、ふと気づいた。
悪い日が週の特定の曜日に集中している。月曜と火曜の評価がほぼ毎週低い。最初は偶然かと思ったけど、3週間分見るとはっきりしていた。
思い当たった。日曜の夜、翌週のことを考えてなかなか寝つけない。気づいていなかったわけじゃないけど、「それが原因かも」と具体的に結びつけたのは初めてだった。
それだけじゃなくて、仕事が忙しかった週の翌週は全体的に質が低かった。疲れが翌週まで持ち越されていたのが数字ではっきり見えた。
知ることで、少し変わった
気づいたからといって劇的に改善したわけじゃない。
でも日曜の夜、「また眠れないかもな」とわかって準備できるようになった。寝る1時間前にスマホを置いてみたり、翌週の不安を軽くメモに書き出してみたり。小さいことだけど、対策が具体的になった。
データがあると、対策が的を絞れる。 これが一番の収穫だった。
「なんとなく疲れが取れない」から「月曜の睡眠の質が低い傾向がある」になるだけで、ぼんやりした悩みが少し形をもつ。
連休のように生活が変わる時期、データが効く
GWみたいな長期休みは、生活リズムが普段と違って崩れやすい。「夜更かしと寝坊」「予定詰め込み」「家でだらだら」、何でもありの期間。
その期間こそ記録すると面白くて、普段は見えにくい因果関係がはっきり浮かぶ。「外出した日は寝つきが早い」「夜遅くまで動画を見た日は明らかに質が落ちる」みたいな差が、わずか数日で目視できる。
連休明けに「なんか調子悪いな」となる前に、連休中の自分のデータを取っておく。これだけで、五月病みたいな曖昧な不調が「原因のある疲れ」に変わる。
今も続いている
半年くらい経つ今も、毎朝起きたら記録している。習慣になると苦にならない。10秒もかからない。
朝が劇的に変わったかというと、そこまでは言えない。でも「疲れた、なぜ?」から「今週はこういう流れだったな」に変わった。それだけで、少し楽になった気がしている。
睡眠の悩みって、解決策を探す前にまず「自分の睡眠がどうなっているか」を知る必要がある。記録はその第一歩として、思ったより役に立ちます。コンセキで睡眠の質を毎日記録していくと、こういうパターンが見えてきやすいです。
この記事をシェア