火曜日、会議が4件続いた日の夕方。頭が重くて、メールの文面すら組み立てられなかった。
「今日は会議が多かったから」。そう自分を納得させていたけど、翌週、会議が2件しかなかった日にも同じくらい疲れていることに気づいた。
会議の数と疲労感、本当に比例してるんだろうか。
疑ってみることにした
会議が多い日は疲れる。それは体感として正しい気がする。でも「多い日」と「疲れる日」が本当に一致しているかは、記憶だけでは怪しい。
人は都合よく記憶を編集する。会議が少なかった日の疲労は「寝不足だったから」と別の理由にすり替えて、記憶に残さない。
だったら数えてみればいい。
記録した内容
2週間、平日だけ。項目は3つに絞った。
| 項目 | 記録方法 |
|---|---|
| その日の会議数 | 数値 |
| 会議後の体感疲労 | 5段階評価 |
| 会議の種類 | 定例/雑談系/決め事系 |
メモ欄は使わない。文章を書き始めると続かなくなるのは、これまでの記録失敗でよくわかっていたから。タップと数字だけで終わらせる。
見えてきたもの
10日分たまったところで並べてみると、予想は外れた。
会議数と疲労度の相関は、思ったより弱い。4件の日でも疲労度2の日があれば、2件しかない日に疲労度5をつけた日もある。
代わりに浮かび上がったのは「決め事系」の会議の存在だった。**決め事系が1件でも入った日は、ほぼ例外なく疲労度が高い。**雑談系の会議は、むしろ数が多くても疲労度は上がらなかった。
疲れているのは会議の数じゃなくて、会議の中身だったのか。
決断や合意形成を求められる場では、常に選択肢を比較して意見を言う状態が続く。それが積み重なって、決断疲れに似た消耗を起こしていたらしい。
対策を変えた
わかったことで、動き方を変えた。
決め事系の会議は、できる限り午前中に寄せる。判断力が高いうちに片づけて、午後は雑談系や定例の軽い会議に回す。
それだけで、夕方の消耗がはっきり減った。会議の数を減らす努力より、種類を並べ替える工夫のほうが効いた。
会議が多いから疲れる、と決めつけていた自分の推測は半分外れていた。記録してみないと、正しく間違えることもできない。
自分のアプリで、数字だけ記録する仕組みを作ってから、こういう検証がずいぶん気軽にできるようになった。文章を書く必要がないから、続く。
疲れの原因、思い込みのままにしていませんか。
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