コンセキラボ続けるをもっと気楽に。

通知に反応した回数を数えたら、集中が続かない理由が数字で見えた

1日に何度スマホの通知を見ているか数えたことはありますか。2週間、通知への反応回数と種類を記録した実験レポート。集中を奪っていた本当の犯人と対策を紹介します。

仕事・集中
2026年7月27日·3分で読めます

パソコンで資料を作っていたら、右下にメッセージ通知が出た。反射的に見て、返信して、気づいたら10分経っていた。「あれ、さっき何を書こうとしてたっけ」。

こういうことが1日に何度もある。でも「通知のせいで集中できない」と言いながら、実際に何回反応しているかは数えたことがなかった。

体感でしか語れないものを、数字にしてみることにした。

検証したかったこと

仮説はシンプルだった。通知に反応する回数が多い日ほど、その日の集中度は下がっているはずだ。

もう一つ気になっていたのは、通知の「種類」による差。仕事関連のチャットと、SNSやニュースの通知とでは、集中への影響が違うんじゃないか。そこも一緒に見たかった。

記録のルール

平日10日間。パソコンとスマホ、両方の通知が対象。

見た瞬間にタップかメモアプリに記録するだけ。文章は書かない。

項目 記録方法
通知に反応した回数 数値(1日合計)
通知の種類 仕事チャット/SNS・ニュース/その他
その日の集中度 5段階評価(夜に記入)

反応の定義は「画面を見て、内容を確認した時点」とした。見ただけで無視した場合も1カウント。ここを厳密にしすぎると続かないので、ゆるく決めた。

出てきた数字

10日間の合計反応回数は平均で1日62回。想像より多かった。1時間に7〜8回、何かしらの通知に反応している計算になる。

集中度との相関を見ると、反応回数そのものは思ったほど強く効いていなかった。60回台でも集中度4の日があれば、40回台なのに集中度2の日もある。

差がはっきり出たのは、種類の内訳だった。**SNS・ニュース系の通知が15回を超えた日は、集中度が軒並み低い。**一方、仕事チャットへの反応が多い日でも、集中度が下がらない日が目立った。

数を減らすことより、何に反応しているかのほうが効いていた。

仕事の通知は「対応して終わり」の一往復で意識が戻りやすい。でもSNSやニュースは、1件見ると関連する投稿にも目が行って、次々と注意が引っ張られる。戻ってくるまでの距離が長い。

変えたこと

通知の全オフは試さなかった。仕事の連絡を見逃す不安のほうが大きくて、続かないのがわかっていたから。

その代わり、SNSとニュースアプリの通知だけバッジ表示に落とした。音もバナーも出ない設定にして、見るかどうかを自分のタイミングで選べるようにした。

これだけで、午後の「気づいたら30分SNSを見ていた」がほぼ消えた。仕事の通知はそのままにしているので、対応漏れの不安もない。


通知が多いから集中できない、と思っていたけど、原因はもう少し具体的だった。数を数える前は「なんとなく多い気がする」としか言えなかったのが、記録してみると「どの通知が本当に効いているか」まで見えてくる。

コンセキで数字とタップだけの記録を続けているうちに、こういう「体感を疑ってみる」動きが習慣になってきた。

自分の集中を奪っているもの、本当に把握できていますか。

この記事をシェア

Next Step

コンセキで記録を始めよう

選ぶだけ、10秒で完了。毎日の記録が「気づき」に変わります。