「8時間寝ているのに」と思っていた
去年の夏ごろ、慢性的に疲れていた。
朝起きると身体が重い。「昨日早く寝たのに」「今日も疲れた顔してる」。そういう日が何週間も続いた。
睡眠時間のせいじゃないと思っていた。8時間は確保できていたから。むしろ9時間寝た日ですら怠かったりして、「これはもう体質かな」と諦めかけていた。
振り返って気づいた問題点
記録を始めたのは、正直なところ深刻な理由でもなかった。「なんとなく記録してみよう」くらいの気持ちで、就寝時刻と起床時刻、それと朝の疲れ度を3段階でつけ始めた。
2週間ほどデータが溜まったとき、パターンが見えた。
疲れがひどい日の前日を見ると、いくつか共通点があった。
- 飲酒した日
- 寝る直前までスマホを触っていた日
- 布団に入ったのが深夜1時を過ぎていた日(8時間寝ていても)
特に「布団に入った時刻」が盲点だった。10時間寝たつもりでいても、入眠が遅ければ翌朝の目覚め方が全然違う。同じ8時間でも、深夜2時〜10時と、22時〜6時では体感がまるで異なることに、数字を並べてやっと気づいた。
思い込んでいた。「時間さえとれば回復する」と。
どう軌道修正したか
まず「就寝時刻」を記録の中心に据えた。起床時刻より入眠のタイミングを優先して意識するようにした。
あとは、飲酒した翌日に「疲れた」とマークされていることが続いたので、平日の晩酌をやめた。やめたというより、「記録に影響が出るから今日はいいか」という気持ちになってやめられた。データが動機になった感じ。
スマホも、布団の中で触るのをやめた。ベッドに入ったらスマホは手の届かない場所に置く。これも強い意志でやめたというより、記録を見ながら「あ、これ原因だな」と腑に落ちてからは自然にやめられた。
今どうなっているか
記録を始めて2ヶ月。毎朝ひどく疲弊している、という日はほとんどなくなった。完全ではないけど、「8時間寝ても疲れる」という感覚はかなり薄れた。
何より変わったのは、「疲れているのは体質じゃないかも」と思えるようになったこと。記録がなければ、そのまま諦めていたと思う。
連休中こそ記録するチャンス
GWみたいな長期休みは、生活リズムが普段と全然違う。夜更かしして昼まで寝る、外出予定で朝から動く、家でだらだら過ごす日もある。
不規則だからこそ、記録すると身体の反応がよく分かる。「寝る時間が遅れた翌日は午後から重くなる」「予定詰め込んだ日の翌日に疲れが残る」。普段の生活では見えにくい因果が、連休だと露骨に出る。
連休が終わった頃には、自分の身体の取扱説明書が1冊分手に入っている、くらいの感覚で記録するといい。
データで見えた原因は、どれも地味で当たり前のことばかりだった。でも「なんとなくそうかも」と「記録でそうだった」は全然違う。自分の場合はその違いが行動を変えてくれた。
睡眠の質が気になるなら、まず記録から。Konseki みたいなシンプルなアプリで、就寝時刻と疲れ度だけつけるところから始めると見えてくるものがある。
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