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書道の練習を記録したら、自分の上達がやっと見えた

習字・書道の練習が続かない、上達してる実感がない人へ。記録をつける前と後でどう変わったか、Before/Afterで振り返ります。

習慣化
2026年5月30日·4分で読めます

久しぶりに筆を持った。

学生のころに少しかじっただけの書道を、また始めてみようと思ったのが去年の春。半紙を買って、墨をすって、いざ書いてみたら、思ったより手が動かなかった。

うまく書けない、というより、うまく書けているのかどうかすらわからない。


Before:書いては捨てる、の繰り返し

最初の数ヶ月は、ただ書いては丸めて捨てる毎日だった。

  • 今日書いた字が、先週より良いのか悪いのか判断できない
  • 同じ字を何度も書いてるのに、毎回ゼロからのやり直しに感じる
  • 「とめ・はね・はらい」のどこを直せばいいのか自分でわからない

そもそも、何枚書いたかも覚えていない。気分が乗った日は20枚くらい書いて、乗らない日は半紙も出さずに終わる。その差すら記録していなかったから、自分がどれくらい練習しているのかも曖昧だった。

一番こたえたのは、上達している手応えがないこと。練習しているのに前に進んでいる感覚がないと、だんだん筆が遠くなる。半紙が押し入れにしまわれたまま、二週間。気づけば一ヶ月。

このままだと、また学生時代みたいにフェードアウトするな、と思った。


きっかけは「昔の半紙」

ある日、押し入れを整理していたら、始めたばかりのころに書いた半紙が一枚出てきた。

捨てそびれていたやつ。改めて見ると、ひどい。線がブレているし、字のバランスもめちゃくちゃ。

でも、そのおかげで気づいた。今書いている字は、少なくともこれよりはマシだ。

ようするに、比べる相手がいなかったから上達がわからなかっただけ。だったら、自分の練習をちゃんと残しておけばいいんじゃないか。そう思って、その日から記録をつけ始めた。

凝ったことはしていない。書いた日に、いくつかの項目をパパッと選んで残すだけ。

項目 残したもの
日付 書いた日
課題の字 「永」「花」など、その日のお題
書いた枚数 だいたいの枚数
手応え 5段階の自己評価
一番マシな一枚の写真 スマホでパシャっと

After:上達が、目で見えるようになった

記録を始めて半年。一番変わったのは、上達が見えるようになったこと。

写真を並べてみると、三ヶ月前の「永」と今の「永」が、別人のように違う。とめの角度、はらいの伸び、全体の重心。自分でもびっくりするくらい変わっていた。

変化はそれだけじゃなかった。

  • 手応えの自己評価を見返すと、調子がいい日と悪い日のパターンが見えてきた
  • 「枚数を書いた日ほど評価が高い」わけではないとわかった(10枚で集中した日のほうが良かったりする)
  • 同じ字を繰り返し書いた記録があるから、「先週のここを直そう」と狙いを持って練習できるようになった
  • 苦手な字ほど記録が薄いことに気づいて、避けていた字とちゃんと向き合えるようになった

筆が遠のく回数も減った。だって、記録の写真フォルダを開けば、自分がちゃんと前に進んでいるのが一目でわかるから。進んでいるとわかれば、もう少し続けようかなと思える。

何より、書くこと自体が前より楽しい。


変化のポイント

なんでこんなに変わったのか、自分なりに振り返ってみる。

比べる相手が「過去の自分」になった

書道って、人と比べるとキリがない。お手本にはどうやっても届かないし、SNSを開けば上手い人ばかり。

でも記録があると、比べる相手が過去の自分になる。昨日より、先月より。その物差しなら、ちゃんと前に進んでいることに気づける。届かない理想ではなく、確かに変わった自分を見られるのは、思った以上に効いた。

「うまく書けない理由」を後から探せる

その場では気づけないことも、記録が溜まると見えてくる。

調子が良かった日の条件、字のどこが伸びたか、どんな練習が効いたか。書いている最中は無我夢中でも、あとから振り返ると傾向がわかる。次に活かせるネタが、記録の中に溜まっていく。


記録をつけ始めて、書道がやっと「続く趣味」になった。

毎日書く必要はない。書かない週があってもいい。ただ、書いた日にちょっとだけ残しておく。それだけで、自分の上達がちゃんと見えるようになる。

選択式や数値、写真でサッと残せる趣味記録アプリ「コンセキ」なら、筆を片付けるついでに10秒ほどで記録できる。練習の手応えと一枚の写真を残しておくだけで、半年後の自分がきっと驚く。

うまく書けているかわからない、と悩んでいたあのころの自分に、教えてあげたい。残しておけば、ちゃんと見えるよ、と。

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