サウナを出たあとの、あの感覚。
頭が軽くて、体がぽかぽかして、世界がちょっと優しく見える。
「今日のは、めちゃくちゃととのったな」
そう思っても、家に帰る頃にはもう、どんな入り方をしたか忘れている。
あの「最高の一回」を、もう一度
サウナ好きなら、一度は思ったことがあるはず。
「この前のサウナ、すごく良かったのに、何が良かったんだろう」
温度だったのか、水風呂の冷たさだったのか、外気浴の時間だったのか。
良かった理由がわからないと、次もそれを再現できない。なんとなく入って、なんとなく終わる。それはそれで気持ちいいけれど、ちょっともったいない気もする。
記録が面倒で諦めた人も多いと思う。サ活アプリを入れてみたものの、施設を検索して、感想を文章で書いて……気づけば放置。わかる。整ったあとに長文なんて、誰も書きたくない。
必要なのは、数字とタップだけ
そこで提案したいのが、書かない記録。
文章を書くのをやめて、選ぶ・数字を入れるだけにする。これなら整ったまま、ぼーっとしながらでも残せる。
たとえば、こんな項目だけ。
| 項目 | 入力 |
|---|---|
| ととのい度 | 星5段階 |
| サウナ温度 | 数値(℃) |
| 水風呂 | 数値(℃) |
| セット数 | 数値(回) |
これだけなら、休憩スペースで寝転びながら10秒で終わる。指を数回動かすだけ。
やってみると、こう残る
実際の入力はもっと気楽だ。
椅子に座って、まず「ととのい度」を星でタップ。今日は満点の5。
次にサウナ室の温度計を思い出して「90」と入れる。水風呂は冷たかったから「15」。セットは3回まわした。
おしまい。スマホをポケットに戻して、また目を閉じる。
感想を書かなきゃ、なんてプレッシャーは一切ない。気が向いたときだけ、メモ欄に「外気浴の風が最高だった」とひとこと添えてもいい。添えなくてもいい。
数字が溜まると、面白くなってくる
最初は記録自体が目的でも、何回か溜まってくると景色が変わる。
ととのい度が5だった日を見返すと、なぜか水風呂が15℃前後のときが多かったりする。「自分は水風呂キンキン派なんだ」と気づく。
サウナ温度が高いほど良かったわけじゃない、というのも見えてくるかもしれない。100℃でぐったりした日より、90℃でじっくり蒸された日のほうが評価が高い、なんてことも。
セット数も面白い。「4セット目はだいたい蛇足」だと数字でわかれば、無理に回さず3セットで切り上げる判断ができる。
こういう発見は、頭の中の感覚だけでは絶対に出てこない。数字が並んで初めて見えてくる。
ちょっとした楽しみ方
慣れてきたら、こんな使い方もできる。
- 行った施設ごとに、自分のととのい度の平均を眺める
- 「今日は新規開拓」の日と「いつものホーム」の日を分けて記録する
- 季節で水風呂の温度がどう変わるか追ってみる
別に分析のプロになる必要はない。サウナのあとに数字を眺めて「ふーん」と思う、その程度で十分楽しい。
サウナは、その場の気持ちよさがすべて。それは変わらない。
ただ、サクッと残した記録が積み重なると、「自分にとっての最高のととのい」がだんだん輪郭を持ってくる。
趣味記録アプリのコンセキは、こういう選ぶだけ・数字を入れるだけの記録に向いている。文章はいらない。整ったまま、寝そべったまま、10秒で残せる。
次にサウナに入ったら、出たあとに星をひとつ、タップしてみてほしい。それだけで、あなたのサウナはちょっと深くなる。
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